作り方・ツール

Jimdoでホームページを作成する方法

Jimdo(ジンドゥー)は、専門的なコードを書かずにホームページを作成・公開できるサービスです。日本向けには、質問への回答をもとに短時間でサイトの土台を作る「ジンドゥーAIビルダー」と、部品を組み合わせながら自分で編集する「ジンドゥークリエイター」が提供されています。

この2つは編集画面が違うだけではなく、別の作成サービスです。登録後にサイトをそのまま移し替えることはできないため、作成を始める前に、ブログ、ショップ、HTML・CSS編集、スマートフォンでの更新などの必要性を確認しなければなりません。

このページでは、2026年7月14日時点で日本国内向けに提供されているサービスを基準に、Jimdoの選び方、料金、作成手順、独自ドメインや機能の注意点を整理します。

選ぶ前に確認すること

  • Jimdoの基本的な仕組み
  • AIビルダーとクリエイターの違い
  • 無料プランと有料プランの料金・用途
  • ホームページを作成して公開するまでの流れ
  • 独自ドメイン、SEO、フォーム、ショップ機能の違い

Jimdoとは

Jimdoは、ブラウザー上の編集画面でホームページを作り、Jimdoの公開環境から配信するクラウド型のホームページ作成サービスです。レンタルサーバーへソフトをインストールしたり、作成したファイルをFTPでアップロードしたりせずに利用できます。

基本的な位置づけは次のとおりです。

項目 内容
作成方法 AIビルダーまたはクリエイターの編集画面
コード AIビルダーは基本不要。クリエイターは必要に応じてHTML・CSSを利用可能
公開先 Jimdoのホスティング環境
無料公開 各サービスの無料プランとJimdoのサブドメインを利用
独自ドメイン 対応する有料プランで接続・利用
更新 ブラウザーや対応する方法から編集して公開
保守 サービス基盤は提供側、掲載内容・契約・権限は利用者側が管理

Jimdoを使うとサーバー管理の範囲は小さくなりますが、文章、写真、ページ構成、問い合わせ対応、ドメインの契約管理まで自動的に行われるわけではありません。公開前に必要な情報を整理し、公開後の更新担当者を決める必要があります。

作成方式とサービス構成の違い

Jimdoで最初に重要なのが、AIビルダーとクリエイターの選択です。公式案内では、AIビルダーは短時間でサイトを作りたい人、クリエイターは時間をかけて自分で調整したい人を主な対象としています。

比較項目 ジンドゥーAIビルダー ジンドゥークリエイター
作り始め 質問へ回答し、作成アシスタントが土台を生成 レイアウトや部品を選び、自分で構成
操作の考え方 選択肢から素早く整える 部品単位で細かく編集する
HTML・CSS 独自編集を前提としない 必要に応じてカスタマイズ可能
ブログ 標準では対応しない 対応
ネットショップ 標準では対応しない 対応するプラン・機能あり
スマホ編集 対応 専用アプリでは一部機能に制限あり
向く用途 小規模な会社・店舗・個人サイトを早く作る ブログやショップ、細かな調整が必要なサイト
相互移行 クリエイターへサイトをそのまま移せない AIビルダーへサイトをそのまま移せない

AIビルダーを選びやすいケース

  • 会社や店舗の基本情報を数ページで案内したい
  • デザインの細かな調整より、公開までの速さを重視したい
  • コードを使わず、質問に答えながら作りたい
  • パソコン以外からも簡単な更新を行いたい
  • ブログや独自ショップ機能を使う予定がない

AIビルダーの「AI」は、目的や業種などの回答からサイトの土台を作るためのものです。事実に合う文章、料金、営業時間、画像、ページ構成は、利用者が確認して整えます。

クリエイターを選びやすいケース

  • ブログ機能を利用したい
  • Jimdoのショップ機能を検討している
  • HTML・CSSで細かな調整を行う可能性がある
  • レイアウトや部品を自分で選びながら作りたい
  • 過去からクリエイターの運用経験がある

クリエイターは自由度が上がる分、レイアウト、スマートフォン表示、コード、更新方法を判断する範囲も広がります。

後から方式を変更する場合

AIビルダーとクリエイターには互換性がなく、ページ、文章、画像、設定をサイトとしてそのまま移動・複製することはできません。別方式へ変える場合は、新しいサイトを作り直し、必要な内容を移す工程を想定します。

「まずAIビルダーで始め、必要になったら同じサイトをクリエイターへ切り替える」という前提では選ばないようにしましょう。将来ブログやショップを追加する可能性も含め、開始時点で方式を決めます。

無料・有料プランでできること

Jimdoには、AIビルダーとクリエイターそれぞれに無料・有料プランがあります。プラン名と料金体系が異なるため、同じ表で混同しないことが大切です。

2026年7月14日時点で、公式の価格改定案内から確認できる主な新規契約料金は次のとおりです。

作成方式 プラン 料金の例 主な位置づけ
AIビルダー PLAY 0円 Jimdoのサブドメインで試作・無料公開
AIビルダー START 1か月1,720円、1年15,480円、2年27,600円 独自ドメインなどを使う小規模サイト
AIビルダー GROW 1か月2,720円、1年24,840円、2年44,640円 ページ・機能を増やした事業サイト
クリエイター FREE 0円 クリエイターの操作を試す
クリエイター PRO 1年18,720円、2年31,200円 独自ドメインを使う個人・小規模サイト
クリエイター BUSINESS 1年40,560円、2年71,760円 容量・機能を増やす事業サイト

価格は税込表示で、2026年に改定された新規契約時の公式案内を要約しています。クリエイターにはSEO PLUS、PLATINUMなどの上位プランもあります。初回契約と更新時、ドメイン利用枠やオプションの費用が異なる場合があるため、購入画面で最終金額を確認しておきましょう。

無料プランで確認すること

無料プランは、編集画面、デザイン、ページ追加、スマートフォン表示などを試す用途に向いています。ただし、事業サイトとして長期運用する前に次を確認します。

  • Jimdoのサブドメインを使用する
  • Jimdoの広告・サービス表示が入る
  • 独自ドメインを利用できない
  • ページ数、容量、SEOなどの機能に制限がある
  • 問い合わせやショップなど必要機能が使えるか
  • サポート範囲が事業上十分か

無料という条件を優先する場合は、無料ホームページ作成サービスの選び方もあわせてご覧ください。

有料プランの比較方法

月額または年額だけでなく、必要な条件を一覧にして比較します。

  • 公開ページ数と容量
  • 独自ドメインの接続・取得・更新
  • メールアドレス
  • 広告表示があるかどうか
  • SEO設定とアクセス解析
  • フォームの項目と保存方法
  • ブログ、ショップ、決済
  • サポートと契約期間
  • 解約、更新、データ移行

複数年契約は月額換算が安く見える場合がありますが、契約期間分の一括請求です。公開前の試作段階で長期契約を決めず、必要機能と編集方法を確認してから選びます。

Jimdoでホームページを作る手順

1. 目的と必要機能を決める

最初に、誰に何を伝え、サイトを見た後に何をしてほしいかを決めます。ブログ、ショップ、問い合わせ、予約、独自ドメイン、スマートフォン更新など、方式選択に影響する機能も一覧にします。

2. AIビルダーかクリエイターを選ぶ

前章の比較をもとに作成方式を選択します。互換性がないため、テンプレートの見た目だけでなく、公開後に追加する情報や機能も含めて判断しましょう。

迷う場合は、両方の無料サイトを別に試し、同じ内容のトップページを作って比較します。正式なドメイン接続や長期契約は、方式を決めてから行います。

3. アカウントとサイトを作成する

Jimdoへ登録し、新しいサイトを作成します。個人のメールアドレスを複数人で共有せず、契約名義、管理担当、請求先を事業者側で把握できるようにします。

AIビルダーでは、事業の種類、目的、デザインの希望などの質問に回答します。クリエイターでは、レイアウトやテンプレートを選び、必要な部品を追加します。

4. 必要なページを作る

小規模な事業サイトでは、次のページが候補です。

  • ホーム
  • サービス・商品
  • 料金・利用方法
  • 会社・店舗・運営者情報
  • 実績・よくある質問
  • 問い合わせ
  • プライバシーポリシー

1ページへすべてを詰め込むか、内容ごとにページを分けるかは、情報量と閲覧者の探しやすさで決めます。

5. 文章・画像・デザインを整える

仮の文章を、実際のサービス内容、対象者、料金、営業時間、所在地へ置き換えます。AIやテンプレートが用意した内容に事実と異なる記載がないか確認しておきましょう。

デザインでは、色、文字、ボタン、写真の雰囲気を統一します。装飾を増やすより、見出しの順番、本文の読みやすさ、問い合わせ方法の分かりやすさを優先します。

6. ナビゲーションとスマートフォン表示を確認する

ページ名を簡潔にし、重要なページへ少ない操作で移動できるメニューを作ります。スマートフォンでは、長い見出し、横並びの項目、画像の切れ、ボタンの押しやすさを確認します。

7. ドメイン・SEO・フォーム等を設定する

独自ドメインを利用する場合は対応プランを選び、取得または接続します。ページごとのタイトル、説明文、URLなど、利用できるSEO設定も入力します。

フォームやショップを使う場合は、送信、通知、購入、決済、キャンセルまでテストします。機能があるだけでなく、自分の業務の流れに合うか確認しておきましょう。

8. 公開前テストを行う

  • パソコンとスマートフォンで読める
  • メニュー、ボタン、外部リンクが動く
  • 料金、住所、連絡先が正しい
  • フォーム送信と通知を確認した
  • 仮画像やダミー文章が残っていない
  • 独自ドメインとSSLが正しく表示される
  • 必要なプライバシー・販売表示がある
  • 更新担当者が修正・公開できる

公開後も、表示、検索状態、問い合わせ、契約更新を定期的に確認します。

独自ドメイン・SEO・フォーム・ショップ機能

独自ドメイン

Jimdoの有料プランでは、取得済みドメインを外部の管理会社から接続する方法や、条件に応じてJimdoへ移管する方法があります。

確認する点は次のとおりです。

  • プランに含まれるドメイン条件
  • 初回契約と更新時の料金
  • 取得・管理・移管をどこで行うか
  • 登録名義と管理アカウント
  • メールで利用中のDNS設定
  • 解約時の移管手順

2026年の公式価格改定案内では、AIビルダーの更新時にドメイン利用枠が加算される条件や、クリエイターの基本ドメイン費用が案内されています。「ドメイン込み」という表示だけで永久無料と判断せず、次回更新額を確認しておきましょう。

SEO

Jimdoには、ページタイトル、説明文などの検索向け設定やアクセス状況を確認する機能がありますが、プランや作成方式によって対応範囲が異なります。

ツールのSEO機能だけで検索順位が決まるわけではありません。検索する人の疑問に合うページ、分かりやすい見出し、内部リンク、スマートフォン表示、公開後の更新が必要です。

上位プラン名に「SEO」が含まれていても、契約だけで順位が上がるという意味ではありません。追加される機能と、自分で行う施策を分けて確認します。

フォーム

問い合わせフォームを設置する場合は、対応プラン、項目、通知、保存、迷惑送信対策を確認します。

  • 必須・任意の項目を分ける
  • 不要な個人情報を取得しない
  • 管理者通知と送信者への案内を確認する
  • 回答データを閲覧できる人を限定する
  • 保存期間と削除方法を決める
  • プライバシーポリシーへ利用目的を記載する

AIビルダーとクリエイターでは利用できる部品や設定方法が異なるため、無料サイトで実際に送信テストを行います。

ショップ機能

公式の比較では、ショップ機能はクリエイター側の特徴です。AIビルダーで作ったサイトへ後からクリエイターのショップをそのまま追加できると考えないようにしましょう。

ショップを使う場合は、商品数、決済、手数料、配送、税、在庫、注文通知、返品、特定商取引法の表示を確認します。本格的なEC運用では、Jimdo以外のネットショップ専用サービスも比較します。

Jimdoのメリット

無料で2つの作成方式を試せる

AIビルダーとクリエイターの無料プランで、操作方法と完成イメージを比較できます。自分が更新しやすい方式を確認してから有料化できます。

サーバー管理をまとめられる

公開環境がサービスに含まれ、レンタルサーバーへのインストールやCMS本体の技術更新を自分で行う必要がありません。掲載内容と契約管理へ集中しやすくなります。

AIビルダーは短時間で土台を作りやすい

質問に答えながら必要な項目を選び、サイトの初稿を作れます。完成形が思い浮かばない初心者でも、編集を始める入口を得やすい方法です。

クリエイターは用途に応じて調整できる

ブログ、ショップ、HTML・CSSなど、AIビルダーにはない選択肢があります。既存のJimdo運用経験や、必要な機能が明確な場合に利用しやすい方式です。

国内向けの公式情報を確認できる

日本語の料金案内、サポート、障害情報が用意されています。海外サービスの日本語化だけでは不安な場合、契約と機能の確認先を見つけやすい点は比較材料になります。

契約前に確認したい注意点

AIビルダーとクリエイターは途中変更できない

最も重要な注意点です。方式を変更すると、サイトを新しく作り直す必要があります。ブログやショップを将来使う可能性がある場合は、開始前に検討してみましょう。

料金は初回・更新・ドメインを分けて見る

Jimdoは2026年に価格改定を行っています。プラン料金、契約期間、ドメイン利用枠、オプション、更新時の金額を分けて確認します。古い比較記事の料金を契約判断に使わないようにしましょう。

無料プランと有料プランで機能が変わる

無料サイトで作れた見た目だけを確認するのではなく、独自ドメイン、フォーム、SEO、容量、ページ数、ショップ、サポートが必要な条件で使えるか確認します。

サービス外への移行を想定する

Jimdoのサイト全体を別のサービスへ同じ状態で移せるとは限りません。原稿、元画像、ロゴ、ページ一覧、商品データ、ドメイン情報を手元でも管理します。

契約・権限を事業者が管理する

制作者個人のメールアドレスやカードだけで契約せず、事業者側が契約名義、ログイン方法、更新日、ドメインを把握できるようにします。担当者変更時の引き継ぎも決めます。

必要な外部機能をテストする

予約、会員、複雑な決済、顧客管理などは、標準機能だけで要件を満たせない場合があります。外部サービスを使う場合は、料金、表示、個人情報、データ出力、障害時の対応まで確認します。

Jimdoが向く人・向かない人

Jimdoが向きやすい人・サイト 別の方法も比較したい人・サイト
サーバー管理をせずに始めたい サーバーやソースコードを自社で管理したい
小規模な会社・店舗サイトを作りたい 大規模サイトや複雑なCMSが必要
AIで短時間に土台を作りたい 独自デザインを細部まで実装したい
無料で操作を試してから決めたい サービス間の移行自由度を重視する
クリエイターのブログ・ショップが要件に合う 大規模ECや高度な予約・会員機能が必要
一人または少人数で更新する 複雑な権限・承認工程が必要

Jimdoが向くかは、初心者かどうかだけでなく、AIビルダーとクリエイターのどちらが将来の更新に合うかで判断します。

他の初心者向けツールとの違い

比較項目 Jimdo Wix ペライチ WordPress(設置型)
作成の特徴 AIビルダーとクリエイターの2方式 AI・テンプレート・視覚編集 ブロックとテンプレートでページ作成 テーマ・ブロック・管理画面
公開環境 Jimdoに含まれる Wixに含まれる ペライチに含まれる 自分でサーバーを用意
無料公開 無料プランあり Wix URLで可能 現在はフリープランの公開上限0 サーバーなどが別途必要
独自ドメイン 有料プラン 有料プラン 有料プラン 自分で取得・設定
ブログ・ショップ 主にクリエイター 機能・アプリが豊富 予約・決済などをプランで利用 プラグインなどで拡張
移行 2方式間も作り直し Wix上での運用が前提 内容・デザインの再構築を想定 サーバー・データを管理しやすい
向く状況 小規模サイトを方式から選びたい 幅広い機能を一体で使いたい LPや小規模ページを早く公開したい 自由度と管理範囲を重視したい

JimdoとWixの違いは、Jimdoでは最初に2方式から選び、Wixでは一つのサービス内でAI、テンプレート、各種機能を組み合わせる点です。Wixでホームページを作成する方法もあわせてご覧ください。

短い案内ページやLPを作る場合はペライチでホームページを作成する方法、AI作成全般はAIでホームページを作成する方法で比較できます。

Jimdoのよくある質問

Jimdoは無料でホームページを公開できますか

AIビルダーのPLAY、クリエイターのFREEで無料公開を試せます。Jimdoのサブドメインや広告表示などの条件があり、独自ドメインや必要機能を使う場合は有料プランを確認します。

AIビルダーとクリエイターは後から変更できますか

同じサイトをそのまま切り替えることはできません。変更時は新しい方式でサイトを作り直し、文章や画像などを移す必要があります。

Jimdoで独自ドメインを使えますか

対応する有料プランで利用できます。Jimdoで取得・移管する方法と、外部管理会社のドメインを接続する方法があります。初回と更新時の料金、メールへの影響を確認しておきましょう。

Jimdoでブログを作れますか

公式比較では、ブログはクリエイターで利用でき、AIビルダーでは標準対応していません。ブログが必要なら作成開始前にクリエイターを選ぶか、別のCMSを比較します。

Jimdoでネットショップを作れますか

ショップはクリエイター側の対応機能です。対応プラン、商品数、決済、手数料、配送、税、データ出力を確認し、本格的なECでは専用サービスとも比較してみましょう。

JimdoならSEOに強くなりますか

Jimdoを使うだけで検索順位が上がるわけではありません。ページの検索意図、文章、見出し、内部リンク、スマートフォン表示、公開後の更新が必要です。

どのプランを選べばよいですか

まず無料プランで必要なページを試作し、独自ドメイン、ページ数、フォーム、SEO、ブログ、ショップ、更新担当の条件から選びます。最安プランではなく、必要な機能を満たす最小プランを基準にしましょう。

次に確認するガイド

無料でホームページを作成する方法と選び方このガイドを確認する ホームページ作成ツール・ソフトの比較と選び方このガイドを確認する ホームページ作成費用の相場と料金内訳このガイドを確認する

参考情報